オバケ岩
2018年 09月 20日
福島町は、昭和20~50年代に世紀の大事業と言われた青函トンネルの北海道側に工事拠点があった場所だ。
その影響もあり、当時から他市町村に比べて、より詳細な地質調査が行われたのである。
結果、町内の東海岸部分は250万年前の火山岩で形成されているという。
岩部クルーズが運航する岩部海岸も同じ分布区域となり、火山の噴火元は町内の池の岱という山であるという。
岩部海岸線にはこの時残った、あるいはその時から長い年月を経て浸食した火山岩が奇跡的といえる形で存在している。
写真はその一つである通称オバケ岩である。
ちなみに福島町で最も古い地層は、ここから500キロ以上離れた大雪山のもので、その上に町内の大千軒岳の地層が被さっているそうだ。
自然ってスゲェな。
写真:平野松寿
撮影場所:岩部海岸オバケ岩
岩部クルーズ / IWABE CRUISE
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お問い合わせ:0139-46-7822
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